シムズとはまったく関係ない話しですが、現在、埼玉のSKIPシティーという所にある映像ミュージアムで『あそぶ!ゲーム展』という展示をやっています。
ずいぶん前々からやっていたのですが、行こう行こうと思っていたらいつの間にかもう2月に。展示は今月いっぱいまでと言うことなので、慌てて行ってまいりました!
展示のコンセプトは「ステージ1:デジタルゲームの夜明け」という事でビデオゲームの元祖!的なレトロゲーム達がわんさこ展示されていて、さらに一部は実際にプレイが可能になってます。
シムズも好きですがレトロゲームも大好きなので、鼻息荒くして川口まで行ってきました。
せっかくなので、胸元にATARIロゴの入った服を着て行きました。家人には誰に対して何のアピールだ!?と言われてしまいましたが。
ちなみにレトロゲームってどれくらいまでを言うんでしょうね?ゲームセンターCXでは初代プレステとセガサターンが解禁されてましたね。
個人的にはプレステ等と同時期くらいの3DO、NEO・GEOはもちろん、プレステ2、ドリームキャスト、初代Xbox、NINTENDO64あたりもそろそろレトロゲームかしらん?とか思ったり、思わなかったり。色んな世代の人に聞いたら定義も変わってくるんでしょうねー。
さて、それはともかくこちらの展示にあるゲーム筐体たちは紛うことなきレトロゲーム!
入っていきなりオシロスコープにテニスゲームの原型のような画面が表示されてる謎いシロモノが・・・なんかこれが初のビデオゲームだそうですよ。ひょえー
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ゲーム画面のシンプルさに比べ周りの過剰なつまみはなんでしょう?オシロスコープ自体の操作部ですかね?実際にはエミュレーターでのプレイが可能です・・・が、そんなにつまみをクリクリしたりはしなかったですよ。とりあえずゲーム内容云々よりも原始のゲーム機としてありがたく拝んでおくがよかろう。
ちなみに、混雑を避けようと思って平日を選んで行ったのですが、当日は小学生の団体さんが3組くらい来てました。映像ミュージアムの常設の見学と子供達が課外授業で使える施設等もあるので、そちらで来ていたようです。ついでなのか、団体さんたちもゲーム展を見学されておりました。
子供達がこのレトロゲームを見て「3DSのほうがスゴクね?」とか言いやがったら、レトロゲームファンの大人としては一発ぶん殴ってやろうかと思っておりましたが、子ども達は引率の大人の都合なのか、プレイはさせてもらえず、粛々とスタッフの方の説明を聞いておとなしく見学してました。
なんかそれはそれで、ちょっと寂しい・・・
そして、FRPで出来たラメラメなレトロフューチャーな筐体達を眺めながらさらに進むと、ATARIのPONGがっ!有名なレトロゲームですが、実物を見るのはもちろんこれが初めてです。しかも実際にプレイも可能です!

モニターとコントローラー部以外が木目になってて妙に家具調。なんかオシャレである!嬉しくてちょっと興奮気味にプレイしてたんですが、結構難しいっ・・・!サーブすら返せない事も多々。今のちゃんとゲームバランスをチューニングしてあるゲームとは一味違うぜぃ(涙)
2つのパドルを2人対戦形式で操作して画面上のボールを打ち合うゲームです。思ってたより、パドルが小さいしボールもスピードが速く難しいです。
そして画面が白黒!内部の写真がパネルで展示してありましたけど、日立製の白黒テレビがほとんどまんまぶっこんであってビックリです。
レジェンドなレトロゲームを実際にプレイできて大満足です!
スペースインベーダーを展示してあるコーナーもありました。
写真はアップライト筐体です。その横にはレトロ感あふれるテーブル型筐体も置いてあって、どちらもプレイ可能でした。すばらしい!当時はスペースインベーダーの大ヒットでコレばかりずらっと設置したインベーダーハウスなんて店が乱立したんだとか。今で言ったらクレーンゲームやプリクラは一切置かず、戦場の絆のみ並べた偏ったゲーセン・・・みたいな感じですかね?ちょっと違うかな。
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セガの『スペースフューリー』と言うゲームです。世界初のカラーベクタースキャンだそうです。ステージの最初に筐体上のエイリアンっぽい人が画面に出てきて何やらしゃべっているのがナイス演出!ワタクシ、わりかしセガっ子だと思っておりましたが、このゲームは存じませんでした・・・!勉強します!
このゲーム展でのもう一つの見所は、実際にベクタースキャン方式で描かれるゲームを遊べる事です!(超個人的見解)
ラスタースキャン、つまりテレビで一般的に使用されている方式、水平の走査線を上から下まで走らせて、ピクセルの色を決めるのに対して、ベクタースキャンは決められた点から点まで直接光線を走らせる事で描画する(ただし点と線しか描けません)方式です。当時はラスタースキャンだとピクセル情報をメモリに記憶しなければならない事や秒間何度も上書きをしなければいけない負荷もあり、ベクタースキャンで作られたゲームが登場したんだそうです。
実際に見ると、独特の輝度の高さが何やらカッコいいです。
その後、技術の進歩によりラスタースキャンでも同等に描画できるようになったため、廃れたんだそうです。南無~。
昔のATARIのアステロイドやルナーランダー、テンペストなんかがこの方式で作られたゲームです。アステロイド、テンペストは展示されていて、実物をプレイすることもでき感激です!エミュレーターでは遊んだ事はあるのですが、こちらも実際のベクタースキャン方式を見るのは初めてです。
家庭用ゲーム機でもアーカイブとして配信されているので普通に遊ぶことはできますが、実際に筐体で遊んでみると何だかやけに楽しいですね!基盤が欲しくなってしまいます。
シムズでもレトロゲームスタッフパックなんてのがリリースされたら、嬉しいんですけどねー。
シムズ3では80’sスタッフパックとか出てましたが、そんな感じで出ないかなー。