先日のThe Sims Summitでシムズが公式にCurseForgeとのコラボレーションを発表しましたね。
そんな記事を読んであれこれ思った事をとりとめもなく書いてます。
そもそもCurseforgeとは?
Curseforgeは様々なゲームのModをホスティングしているサービス。
明確な収益元はわかりませんが広告も収益の一つのようで、その収益の一部をMod製作者に還元しているそうです。
またOverwolfはLogicoolのソフトをインストールすると勝手についてくる謎なアレ…ではなく、ゲーム内オーバレイアプリ作成の為のソフトウェアプラットフォームだそうで、Modの保存、管理(もちろんCurseforgeを通して)もできるそうです。
公式ニュースではOverwolf以外でModにアクセスするとリスクが高いと言及しています。
確かに怪しげな二次配布サイトでDLしてマルウェアの一つでもお土産にもらっちゃうよりは安全ではあると思います。
Curseforge、OverwolfとEAでどのような契約があったのかわかりませんが、CurseforgeへModを使うユーザーのアクセスを集中したいところはあるのかな?と思ったり…
公式がPatreon等で収益を上げているクリエイターにいわば牽制のような見解を出した後のこれなので邪推しちゃいました💧
さらに言えば、シムズのModホスティングサイトとしてはすでに有名な所でMod The SimsやTSRがあったわけで…それらを差し置いて新規にCurseforgeと公式パートナーシップを結ぶからには、何かあるのか?と思っちゃうわけです。
(法人としての規模やら何やら事情があるのかもしれません…
The Sims Resourceは現在はEnthusiast Gamingという所に買収されているようです。
Mod The SimsはサイトのフッターにJelsoft Enterprises Ltd.とい名称がありますが、詳細はわかりませんでした。一方のCurseforgeはCurse, Inc.というAmazonが親会社のゲームのネットワーク企業傘下、Overwolfはパートナーシップ企業としてlogitech、intel、UBISOFT等々が並んでいました。)
ちなみにMod The Simsに投稿されたTashiketh氏からのメッセージ。複雑な思いが滾ってきますなー!
https://modthesims.info/showthread.php?t=671622#postbitpopover_5859444
さておき、収益化が絡むとなると問題になってくるのが他人のModをこうしたサービスに勝手にアップロードしちゃう輩。
シムズ公式のお墨付きとなると当然それ相応なサービス利用者数が見込めるわけで、閲覧数の多い場所に小遣い稼ぎのネタを置いときたい、しかも制作コスト0で!という困った人が湧いてくる可能性も全く無いわけではないと思います。
実際ちょっと検索したらCurseforgeで人気のカテゴリー、マイクラのModなんかで自分のModが盗まれているなんて発言も出てきました。(当該のModのリンクを辿ってみましたが、Curseforge内ではすでに削除されていました。解決したのかな?)
Curseforgeでもこの問題に関しては完全に安心できる状態ではなさそうですが、公式公認という事でその辺りの問題はどう対応するのか気になるところです。
少なくとも公式にメンバーとして選出されたクリエイターの物は問題ないと言えるのだとは思いますが。また、安全でモデレートされキュレーションされている事を謳うのであれば、Mod製作者として登録するにも相当厳格な審査が必要になる?とか??
あとCurseforgeでは、報奨金の対象にならない事を理由にMod製作者がOverwolf以外のサードパーティ管理ソフトからのダウンロードを許可しない設定ができるようにしたそうで、これもMod製作者とユーザー間のちょっとした問題になってる感じ。
今後こちらのサービスがModを利用するユーザーにどのくらい影響してくるのか分からないところですが、個人で活動してるMod、CC製作者は活動の場をどのようにして行くのか悩む所になるのですかね。
などと他人事のように言ってますが、自分もCCを作って公開している以上、こういった新しい動向を気にしたほうがいいのかなと思ったわけで…特に、派手なプロモーションと報奨金が絡むものには何となく警戒してしまう質なので…
それはそれとして、ユーザーとして安全な(セキュリティ的にも、ModやCCの出どころもクリーンな)Modマネージャーができるのは嬉しいところです!
うだうだとりとめもなく書いてしまいました…お読みくださりありがとうございます。